ナント北斎展で広がる小布施町と新潟市の魅力

ロワール地方に位置するナント市のブルターニュ公爵城において、2025年6月28日から9月7日まで北斎展が開催されています。その開催に合わせて、6月28日、29日の2日間にわたり、北斎ゆかりの地である小布施町と、ナント市の姉妹都市である新潟市を中心に日本の観光地や自治体の魅力をPRしました。
ロワール地方に位置するナント市のブルターニュ公爵城において、2025年6月28日から9月7日まで北斎展が開催されています。その開催に合わせて、6月28日、29日の2日間にわたり、北斎ゆかりの地である小布施町と、ナント市の姉妹都市である新潟市を中心に日本の観光地や自治体の魅力をPRしました。
2025年5月30日から6月1日にかけて、クレアパリ事務所はフランス南東部の温泉地エクス・レ・バン市(以下、「エクス市」)で開催された日本文化発信イベント「Matsuri」にブースを出展しました。
会場となったCassino Grand Cercle
奈良県 観光局 観光力創造課
奈良県では、日本の歴史文化の発祥地として1300年前から継承してきた国内有数の文化財、伝統行催事、食・食文化などを世界に発信し、外国人観光客の誘客と県内周遊、滞在の推進を図ることで、観光産業の発展と地域の活性化に取り組んでいます。
主に、日本の歴史文化への関心が高く、旅行期間の長い欧米諸国・豪州をターゲットに、インバウンド向け体験コンテンツの造成や、大手オンライン旅行会社と連携した宿泊プロモーション、現地旅行会社等へのセールスコールなどを積極的に実施しています。中でもフランスは、従来から本県への来訪者、宿泊者数が多く、本県の観光資源との親和性が高いことから重要なターゲット市場と捉え、プロモーションに取り組んでいます。
今回、2025年4月22日から5月6日までパリ・ユネスコ本部で開催された「日本へのクリエイティブな旅展2025」に参加し、フランスを中心とした各国のユネスコ関係者、メディア等に向けて、奈良県が有する3つの世界遺産と2026年の世界遺産登録を目指す「飛鳥・藤原の宮都」の魅力を発信しました。また、ユネスコ無形文化遺産(伝統的酒造り)に関連し「清酒発祥の地」奈良の地酒の紹介と飲み比べ体験を実施したほか、伝統工芸である筆、墨、茶筌などの紹介と書道体験などのアクティビティも実施し、多くの方に楽しんでいただきました。
港区国際化・文化芸術担当
パリ15区と東京都港区は、2025年3月26日に国際友好都市提携を結びました。今回の提携は、港区における記念すべき初めての国際友好都市提携です。今回、寄稿させていただくにあたり、提携までの経緯や、今後の取組をご紹介いたします。
港区では、パリの夏の風物詩である「パリ・プラージュ」にちなみ、「泳げる海、お台場」を将来に残すことを目的とした海水浴イベント「お台場プラージュ」をパリ市と連携して2018年から開催するなど、友好を深めてきました。
東京都
2025年4月14日、東京都の小池百合子知事は、パリの経済協力開発機構(OECD)本部で行われたOECDアーバン・デイズのキックオフイベントに出席しました。約150人の世界および地域のリーダー、専門家、関係者の前で基調講演を行い、共通の都市課題に共に取り組み、「より良く持続可能な未来」を築くよう呼びかけました。
北海道余市町政策推進課
2025年2月8日(フランス現地時間)、北海道余市町(町長:齊藤啓輔)とフランス・ブルゴーニュ地方のジュヴレ・シャンベルタン村(村長:クリストフ・ルカンド)が、親善都市協定を締結しました。この協定は、両地域の共通点であるワイン産業を軸に、文化・観光・経済分野での交流を推進し、地域の発展を目指すものです。協定締結式は、フランスのジュヴレ・シャンベルタン村にて開催され、日本ワインの国際的なプロモーションイベント「サロン・デ・ヴァン・ジャポネ」およびブルゴーニュ大学主催のシンポジウムの場で執り行われました。
所管国の地方行政関係者等に対し、日本の地方行政制度、地方公共団体の先進施策、当事務所の事業・活動等を紹介するため、季刊のニューズレター「é-CLAIR」を発行しています。
パリ近郊、セーヌ=エ=マルヌ県に位置するバルビゾン村は、兵庫県朝来市と2008年より芸術文化に特化した自治体間交流を行っております。
今年は、バルビゾン派の発足200周年を記念し、兵庫県在住のアーティスト6名がバルビゾン村に招聘され、1週間の滞在を通じて作品を制作する「アーティスト・イン・レジデンス」事業が実施されました。完成した作品は、村内のテオドール・ルソー美術館にて展示されました。
この度、クレアパリ事務所では、クレアパリ事務所やJETプログラムで招聘されるフランス国籍の国際交流員(フランスJET)をより効果的に活用してもらうために説明会を開催いたします。
「ヨーロッパの自治体と交流をしたいが、どのように始めれば良いかわからない」、「インバウンドを盛り上げ、フランスからも観光客が来るようにしたい」、「地域の伝統工芸品や地域産品をヨーロッパのマーケットに売り出していきたい」など、国際化に向けた活動に役立つ事業や、「フランス出張があるが通訳の手配はどうしたらいい」「首長の出張時に訪問したい機関を指示されたが、伝手がない」「パリでイベントに出展する予定だが、荷物を確実に受け取れるか心配」「課題解決のために海外の自治体で実施している政策を知りたい」など、自治体の悩みに応える活動支援や依頼調査等、クレアパリ事務所で実施している事業をご紹介します。
併せて、フランス国籍の国際交流員(フランスJET)の採用促進に向けた説明会を開催します。
JETプログラムで招聘されるフランス国籍の国際交流員(フランスJET)は、フランス語と日本語に加えて、英語も堪能というトリリンガルの候補者が毎年多数応募しています。中には、観光業の経験やデジタル広報に活用できる技術を持つ候補者もいます。現在フランス語圏の自治体との交流親善活動がない自治体においても、今後の自治体交流やヨーロッパ向け観光プロモーション、販路開拓のための即戦力としてフランスJETを採用してみませんか。実際に採用面接を行っている大使館書記官が、フランスJETを採用している自治体の声を紹介しながら、フランスJETのメリットや採用に向けた段取りなどを説明します。
今後の企画立案や事業実施に役立つ内容となっておりますので、国際交流のご担当者だけではなく、海外販路開拓・海外プロモーションのご担当者など、多くの方々にご参加いただけますと幸いです。
クレアパリでは毎年、フランス各地の在外公館で開かれる天皇誕生日レセプションに出展し、日本の地方自治体をPRしています。最も大きいのはパリの日本大使館が主催するレセプションですが、リヨンやストラスブール、マルセイユなどの地方都市でも天皇誕生日のレセプションが開催され、日仏の架け橋となる関係者が交友を深めています。今年、クレアパリは、パリ以外にリヨンとストラスブールの天皇誕生日レセプションに出展しましたので、その様子をお伝えします。