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パリ事務所(クレア・パリ=CLAIR PARIS)は、日本の地方団体のフランスにおける共同窓口として、1990年10月に設置されました。

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三日月大造滋賀県知事が滋賀の魅力をパリでアピール

滋賀県

滋賀県では、本県の魅力ある文化財、食文化、農業・水産業、くらしを活用したインバウンド向けツアーの造成やプロモーションにより、本県の魅力向上を図り、外国人観光客の来県をうながすことを目的に滋賀の文化観光推進事業を実施しています。

滋賀県の文化財や伝統文化、自然、食文化や酒、伝統産業などは、ヨーロッパ、特にフランスの富裕層には魅力的な素材として強いアピール力を持っています。これらの魅力をアピールし、滋賀県への来訪を組み込んだツアーを造成してもらうため、知事自身がパリに行き、トッププロモーションを実施しました。

今回のパリ訪問は2月5日から9日までの5日間で、7日に現地の旅行業者やエージェントを集め、パリ日本文化会館で商談会を開催しました。商談会では知事自らが滋賀の魅力についてプレゼンテーションを行い、「歴史・遺産」「アート・伝統工芸」「自然・アウトドア」「近江商人」をテーマにしたモデルツアーを紹介しました。その後、滋賀の地酒の試飲や近江米のおにぎりの試食を行いながら意見交換を行いました。皆さま大いに関心を持っていただき、ツアー造成についても前向きに取り組んでいただけるものと期待しています。

また、パリ市の観光部局のトップである観光担当副市長フレデリック・オカール氏と面会しました。オカール氏がパリ五輪開催時に行った、来訪者のホスピタリティ改善など様々な取り組みの内容や、市内の文化遺産の活用について意見交換を行いました。さらに、ジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センターを視察し、ローラン・ルボン同センター総裁らと面会しました。同センターが実施している子ども向け展示の取り組みなどについておうかがいするとともに、今後の県立美術館の魅力向上に向けて、同センターとの連携の可能性について意見交換を行いました。

この他、フランスで開催される、フランス人のための日本酒のコンクールであるKura Masterの関係者の方々や、フランスで日本米の輸入・卸などを展開している事業者First Giftの関係者などと面会し、滋賀の地酒や近江米、茶などのフランスでの取り扱い状況について情報収集を行いました。

短期間の滞在でしたが、多くの方々と触れ合い、様々な成果を得ることができ、大変有意義なパリ訪問となりました。今回培った多くの方々とのつながりを大切にしながら、今後とも継続して滋賀の文化観光推進事業に取り組んでまいります。

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 商談会:知事のプレゼン  商談会:地酒の試飲
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 商談会:意見交換  パリ市副市長との面会:意見交換
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 パリ市副市長との面会:市役所視察  ポンピドゥーセンターでの意見交換
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 ポンピドゥーセンター視察  Kura Master関係者との面会
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First Gift関係者との面会  

 

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