サロン・デ・メール2024に出展しました!
2024年11月19日から23日までパリ南部のポルト・ドゥ・ヴェルサイユで開催された「サロン・デ・メール(Le Salon des Maires)」にクレアパリとして出展しました。
サロン・デ・メールはフランスの全国市長会(AMF)の総会に合わせて開催される見本市で、自治体を顧客に持つ民間企業が自社の製品やサービスをPRするとともに、国や自治体関係機関なども多数出展します。期間中は、フランス各地の自治体の首長や事務総長などが訪れるほか、時には閣僚や首相も来場する一大イベントです。今年は、約1400の公的機関や企業が出展し、3日間で延べ約6万人が来場しました。
クレアパリは、2002年から出展を始め、フランスの地方自治体とのコミュニケーションを深める重要な機会として活用してきました。20年以上連続して出展していますが、海外の行政機関による出展は依然として珍しいことから、足を止めて立ち寄る人は多く、クレアパリによる現地調査や研修の受け入れ先がこのイベントでの関係を通じて見つかることもあります。また、フランスの自治体から日本の自治体への交流の相談や日本の自治体の先進事例に関する質問に応える機会でもあります。
今回のクレアパリのブースは、白と木を基調としたブースで、昨年同様、来場者に日本文化を知ってもらうため、ブース中央に茶席を設けて、抹茶と和菓子を振舞いました。
今回の出展では、全仏事務総長組合(SNDGCT)の関係者やクレアの実施している日仏幹部招聘交流事業に参加した市長や事務総長が多数訪れたほか、これから日本の自治体と交流を行いたいフランスの自治体の関係者や日本の自治体での取り組みに関心のある国際機関の関係者などがブースを訪れ、情報交換を行いました。
このような見本市は、クレアパリがフランスの自治体関係者のニーズや日仏交流の好事例、フランスの先進事例など、幅広い情報を収集できる貴重な機会となっており、今後も出展を続けていきたいと考えています。次回のサロン・デ・メールで皆様にお会いするのが楽しみです。
クレアブースの全景 | ブースでのPRの様子 |
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クレアブースに設置された茶室 | 抹茶を飲みながら日本の自治体をPR |
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