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パリ事務所(クレア・パリ=CLAIR PARIS)は、日本の地方団体のフランスにおける共同窓口として、1990年10月に設置されました。

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世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の価値と魅力

青森県世界文化遺産登録推進室

北海道・北東北の縄文遺跡群の価値

 2021年7月27日に開催された第44回世界遺産委員会拡大会合において、本県をはじめ、北海道、岩手県、秋田県及び関係自治体が推進してきた「北海道・北東北の縄文遺跡群(Jomon Prehistoric Sites in Northern Japan)」が世界遺産に登録されました。

 北海道・北東北の縄文遺跡群は、農耕文化以前の生活のあり方と複雑な精神文化を伝える17の考古遺跡から構成される文化遺産です。青森県には8つの遺跡があります。

 縄文遺跡群が存続した紀元前13,000年から紀元前400年までの時期は、日本の歴史では縄文時代と呼ばれています。氷期が終わり、地球規模で温暖化すると、北日本にはブナを中心とする落葉広葉樹の森が広がり、海洋では暖流と寒流が交わり豊かな漁場が生まれました。人々は、気候の温暖化や寒冷化といった環境変化にも適応しながら、1万年以上にわたって農耕文化に移行することなく、狩猟・漁労・採集を基盤とした生活を継続しました。17の遺跡は、その開始・発展・成熟の過程を具体的に示しています。

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静岡市がフランスのホストタウンに!~みんなの夢を叶えるプロジェクトの実施~

 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催が近づく2021年6月、静岡市では、フランスのテコンドー選手団の事前合宿受け入れが決定し、同国のホストタウンとして登録されました。静岡市は、日本の中部地方に位置し、1991年にカンヌ市と姉妹都市提携を結んで以来、市民交流や日仏自治体交流会議への参加による政策対話等を通じて、フランスとの交流を深めています。浮世絵師の歌川広重が描いたような、雄大な富士山の景色が特徴のまちです。

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2024年パリ五輪へ、泳げるセーヌ川を取り戻す

 今年もパリでは夏の恒例イベント「パリプラージュ(Paris Plages)」が開かれました。プラージュとは、フランス語でビーチの意味で、期間中はセーヌ川沿いにパラソルやビーチチェアが並べられ、人工ビーチで多くの市民が日光浴を楽しんでいます。以前は大量の砂を運びこみセーヌ川岸に本物そっくりのビーチが作られていましたが、環境面への配慮などを理由として、近年は芝生や木製デッキが利用されています。

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猛暑に負けるな!カニキュール(熱波)の記憶を振り返って

 夏になると日本では気温の上昇により猛暑日となることが度々ありますが、近年はヨーロッパ諸国でも熱波による猛暑の影響で、日本より大きな被害を受けています。フランスでは熱波のことを「Canicule(カニキュール)」と呼びますが、近年で最も深刻な被害が発生したのは、ヨーロッパ全土が歴史的猛暑に襲われた2003年の夏でした。

 世界気象機関(WMO)によると、この年は1540年以来の記録的な暑さとなり、国内の最高気温は44.1℃にまで達しました。また、世界保健機関(WHO)によると、この熱波による死者は欧州全体では約7万人と推計され、特に被害が大きかったフランスでは、8月1日から8月20日までの20日間で、地域によっては40℃を超える日が1週間以上続いたところもあり、75歳以上の高齢者を中心に1万4,802人が死亡したといわれています。

 しかしながら、同時期に猛暑に襲われたヨーロッパ他国では、フランスほど死者数は増加しませんでした。フランス国内だけでこれほどまでに犠牲者が発生した背景には、猛暑だけではなく、フランスの社会的慣習、高齢化社会における生活環境の変化、医療機関における人手不足などの問題が重なったことが影響していました。 

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食を通じて東北の復興を世界に伝える:Human Legacy Dining ~Terroage Tohoku~の開催

 2021年7月23日(金)、日本に注目が集まる東京2020オリンピック大会の開会式の日、パリ市第10区庁舎において「Human Legacy Dining ~Terroage Tohoku~」と銘打ったイベントが開かれ、クレア・パリ事務所の職員も参加しました。このイベントは、一般社団法人「東の食の会」が主催したもので、復興五輪を理念に掲げながら原則無観客開催になってしまった東京2020大会に代わり、食を通じて東北の復興を世界に発信する趣旨で行われました。当日は、オンラインでパリ会場と日本の東北地方の食の生産者を繋ぎ、東北の食と酒のマリアージュ(組み合わせ)、食文化を味わってもらいながら、東北地方の生産者の方々のこれまでの軌跡とその想いがパリ会場の参加者へ伝えられました。

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三朝町とラマルー・レ・バン町のコロナ禍における姉妹都市交流活動について~鳥取県・三朝町~

 東京から飛行機で約1時間の場所にある鳥取県は、全国で人口が最も少ない県ですが、その中央に位置する三朝町は、世界屈指のラドン(ラジウム)温泉を有し、年間約35万人の観光客が訪れる、温泉と山の町です。

 本町は、フランスで学びラジウムを発見したマリー・キュリーの遺徳に感謝し、その温泉が取り持つ縁で1990年に南フランスの温泉町ラマルー・レ・バン町と1990年に友好姉妹都市提携を結び、2020年には交流30周年を迎えました。

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横須賀市・ブレスト市姉妹都市提携50周年に係る交流活動について

横須賀市市長室国際交流・基地政策課

 横須賀市は人口約 39 万、面積は 100.82 k ㎡、日本の真ん中辺りにある神奈川県の三浦半島に位置する都市です。首都・東京にも電車で1時間弱と便利な首都圏にありながら、豊かな自然にも恵まれ、穏やかな気候のとても過ごしやすいところです。

 世界4都市に姉妹都市があり、フランス・ブレスト市とは日本の近代化と横須賀市の発展 の礎となった「横須賀製鉄所」の建設に貢献したフランス人技師、フランソワ・レオンス・ ヴェルニーが勤務をしていた海軍工廠がブレスト市にあることから、1970年11月26日に 姉妹都市提携を結びました。以来、首長等の相互訪問、市民訪問団による交流や、毎年夏に は高校生を相互に派遣し、若者の国際理解と友好関係を深めています。また、2004 年からは職員交流として、毎年約4週間ずつ職員を相互派遣し、互いの行政課題や取り組み事例を学び、それぞれの行政運営の参考にするとともに、両市の交流・友好の促進、両市職員の国際化意識の向上を図ってきました。

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~日欧地域連携ヘルプデスク事業~ 日欧地域連携年次会議&マッチメイキングイベント  オンラインで開催!

日欧地域間の産業連携促進のため、自治体国際化協会(CLAIR)とアルザス欧州日本学研究所(CEEJA)が共同で運営する「日欧地域連携ヘルプデスク」は、5月17、18日、日欧地域連携年次会議・マッチメイキングイベントをオンライン開催しました。「日欧地域連携の未来」をテーマに開催し、日本及びフランスなどEU14か国から130名を超える日欧自治体や産業クラスター等の関係者が参加登録し、交流しました。

各セッションの発表を通して地域が持つ独自の特徴の強みを活かしつつ、公的機関のサポートも受けながら、企業・大学・行政等のあらゆるステークホルダーが繋がり、ミッション団の相互派遣や交流会の実施、MOU(覚書)の締結等、継続的に相互交流を積み重ね、連携を成功に導いた事例等が紹介されました。

 

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日本の地方の魅力をご紹介! ~フォンテーヌブロー美術史フェスティバルに出展~

 2021年6月4日から6日にかけて、クレアパリ及び兵庫県パリ事務所は「第10回フォンテーヌブロー美術史フェスティバル」に出展し、雄鹿のギャラリ―(La galerie des Cerfs)にて、北は北海道から南は沖縄まで地域ごとに多様な魅力をもつ日本の地方情報を一か所に集め、来場者のみなさまにご紹介しました。

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