サロンデメールに今年も出展しました!
2021年11月16日から18日までの3日間、パリ市のポルト・ドゥ・ヴェルサイユ見本市会場において、第20回サロンデメール(Le Salon des Maires et des Collectivités Locales)が開催されました。
全仏市長会(AMF)の総会と併せて毎年11月に開催されるこのイベントは、フランス全土から市長や副市長など、多くの自治体関係者が参加されます。2020年は新型コロナウィルス感染拡大の影響によりオンライン開催となりましたが、今年は、オンラインでのライブ配信と現地開催のハイブリッド形式により開催され、945の事業者や団体が出展し、会場には3日間で45,000人以上が訪れました。
クレアパリ事務所は、2002年から継続してこの見本市に出展しています。フランス全土の市長や副市長に対して日仏自治体の交流推進や日本の自治体のPRを対面で行うことができるので、クレアパリ事務所にとっては貴重な活動の機会となっています。そのため、ブースを訪れた方が日本らしさを感じられるものとなるようにデザインにもこだわっています。ブース内では、日本文化に触れていただきながら腰を落ち着けて訪問者とじっくり話ができるようにとの思いから、日本茶と和菓子によるおもてなしを毎回実施しています。ワインやチーズなどを振る舞うブースは他にも沢山ありますが、日本ならではの茶道のデモンストレーションは、今年も来場者の注目を集め、多くの人々が立ち止まってお点前の様子を眺めたり写真を撮影したりする様子が見られました。
クレアパリ事務所のブースを訪れた自治体関係者からは、日本の自治体と姉妹都市連携を希望する声が多く寄せられました。コロナ禍においては、日仏自治体が連携協定を結び、新たな交流関係を構築することは、決して簡単なことではないかもしれません。しかし現在のような状況下でも、IT技術などを上手く活用してオンラインで交流を深めている自治体も多数あります。こうした日仏交流の好事例に関する情報を幅広く収集しながら、クレアパリ事務所は、日仏自治体の交流を引き続き支援・促進して参ります。
クレアパリブースの外観
訪問者にクレアパリの活動について説明する職員の様子
訪問者にクレアパリの活動について説明する職員の様子(2)
茶道デモンストレーションの様子
訪問者に茶道を体験していただきながら情報交換を行う様子
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