あなたが使う言語を選んでください

パリ事務所(クレア・パリ=CLAIR PARIS)は、日本の地方団体のフランスにおける共同窓口として、1990年10月に設置されました。

A+ A A-

剣道を通じた国際交流

○得意分野でコミュニケーションを
「赴任先であるフランスの方々と打ち解け、仲良くなるにはどうしたらよいだろうか?」ということを思案していた時に、ちょうどフランスで剣道をしている日本人の方の記事を読む機会に恵まれました。記事の内容は、結婚を機にフランスに渡り、しばらく離れていた剣道を再開することによって、フランスでの生活を充実させているというものでした。私もここ数年剣道から離れていましたが、この記事を読んで「これだ!」と思い、赴任に必要な荷物のリストに剣道の防具を加えることにしました。そして、2012年6月に初めてパリにあるブドー・オンズ(BudoXI)という道場の稽古を見学させていただき、ここから私の剣道生活がパリにて再開することになったのです。

続きを読む:剣道を通じた国際交流

復興支援・対日投資フォーラム

去る2月27日、パリ・イルドフランス商工会議所本部にて、同会議所、日仏経済交流委員会及びジェトロ主催による「復興支援・対日投資フォーラム Forum France-Japon:l’après séisme」が開催され、谷公一復興副大臣、ルイ・シュバイツァー仏外務大臣特別代表(ルノー名誉会長)等の臨席の下、日本政府や被災3県、日仏の多彩な事業者等から、東日本の復興の最新の状況の報告や復興に対する日仏企業の協力への呼びかけが行われました。当方も、復興の現場を支える地方自治体の代弁者として発言する機会を得、特に、東日本における被災者の住宅の現状や今後の投資可能性にフォーカスを当てつつ発表させて頂きました。

続きを読む:復興支援・対日投資フォーラム

日本で広がるフランス発の音楽祭

ラ・フォル・ジュルネ(La Folle Journée)は、フランス北西部のナント市で、1995年に創設されたクラシック音楽祭で、毎年、1月下旬から2月上旬には、ナント市の住民のみならず、フランス各地からも人が訪れています。
また、ナント市は、2009年から新潟市と姉妹都市を結んでおりますが、両市の市民間の交流の歴史は1992年までさかのぼり、日仏交流イベントを年間複数開催するなど、大変活発な交流を続けています。

続きを読む:日本で広がるフランス発の音楽祭

スペイン・バリャドリッド市の「日本文化デー」

 

2月2日(土)から二日間、スペイン・カスティーリャ・イ・レオン州の州都バリャドリッド市で「日本文化デー」が開催されました。会場には開会式から多くの市民の方々が集まり、ステージでは和太鼓や三味線など日本の伝統芸能が披露されるとともに、能面をはじめとする伝統工芸品の展示、折り紙教室などバラエティに富んだメニューが世代を超えた多くの皆さんの関心を集めていました。

続きを読む:スペイン・バリャドリッド市の「日本文化デー」

仏市長と地方自治体の見本市「サロン・デ・メール」に出展しました

2012年11月20日(火)から23日(木)までの3日間、パリ市南西部にあるポルト・ド・ヴェルサイユ見本市会場にて、「サロン・デ・メール(正式名 : Salon des Maires et des
Collectivités Locales : 市長と地方自治体の見本市)」が開催されました。
パリ事務所は、フランス国内における日本の地方自治体の活動支援等を円滑に進めるため、事務所の主要事業のひとつとして2002年度から毎年出展を続けています。
主催者の発表によると、今回のサロン・デ・メールには、民間企業や公的機関等合わせて760団体が出展、見本市全体の来場者数は55,107人で、そのうちの約69%が地方議員及び地方自治体幹部でした。
今年も当事務所のブースには、約600名と数多くのフランスの自治体関係者に訪問いただくことが出来ました。

続きを読む:仏市長と地方自治体の見本市「サロン・デ・メール」に出展しました

アルザスの「州・県統合」の行方

アルザス地方に置かれた「アルザスAlsace州」はフランス本土でもっとも面積の小さい州(8280k㎡)であるだけでなく、ドイツとの国境付近における特有の歴史・文化・地理的背景を共有し、アルザス地方全体として社会経済上一つの堅固なアイデンティティを形成している地域である。
そのアルザス地方で、自治体の再編が注目を集めている。同地方には、アルザス州と、その中にバ・ランBas-Rhin県、オ・ランHaut-Rhin県という2県が置かれているが、階層を超えたこれら3つの自治体を一つに統合しようとするものである。

続きを読む:アルザスの「州・県統合」の行方