フランスのコロナ対策、国と自治体の取り組み
各国に大きな被害を与えた新型コロナウイルス。中でも欧米諸国では死者が数万人規模に上り、多くの国がロックダウン(都市封鎖)を行うという状況まで追い込まれた。フランスもその1つであり、マクロン大統領は3月16日の全土都市封鎖を宣言する演説では「我々は戦争の中にいる」という激しい言葉を用いて国民の理解と団結を求めた。
コロナに関しては医療制度を所管し、大規模な対策を行う政府に注目が集まった。しかし、その一方で全国コミューン選挙の延期など自治体に与えた影響も大きく、自治体も地域の実情に応じた対策を取っている。