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パリ事務所(クレア・パリ=CLAIR PARIS)は、日本の地方団体のフランスにおける共同窓口として、1990年10月に設置されました。

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パリで観光PRイベント「ZEN,Alive.Fukui」を開催

福井県交流文化部 観光誘客課 国際観光室

2022年10月14日~15日、日本で新型コロナウイルスの水際規制が大幅に緩和され、インバウンド(訪日観光客)の受け入れ再開が本格化した直後、パリにて福井県をPRする観光イベントを開催しました。

場所はフランスの首都パリ1区、ルーブル美術館近くに店を構えるそばの店「越前えちぜんそば東郷とうごう」で、旅先としての認知度向上を目的に、富裕層を顧客とする旅行会社や現地メディアを招待して開催しました。

 

イベント実施会場「越前そば東郷」

福井県には、フランスでも人気の高い“ZEN”の総本山である大本山だいほんざん永平寺えいへいじがあります。およそ800年前に開かれた禅の修行道場で、以来、その「禅」の教えを学びに全国各地から修行僧が訪れ、今も100名程の修行僧が、日夜、厳しい修行に身を投じています。

この永平寺は「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン(日本編)」で2つ星の評価を獲得しており、僧侶の指導による修行体験ができるほか、近隣のホテルでは、永平寺が認定したZENコンシェルジュによる簡単な座禅体験も可能です。

そんな「ZENの聖地」ともいえる福井県ですが、世界的に見ても「ZEN」は注目されている言葉であり、特にフランスは多くの禅道場があり禅の認知度が高いことから、座禅や食膳、自然といった「ZEN」をテーマに据えたイベントとしました。

会場では、福井県の観光プレゼンテーションと共に、県内を旅行したフランス人が福井の魅力を伝え、福井の地酒を紹介し、越前そばやごま豆腐など地元食材による精進料理も振る舞いました。

 

観光プレゼンテーションの様子

 

精進料理を楽しむ参加者

参加した旅行会社の商品造成企画担当者からは、「永平寺えいへいじで座禅を体験してみたい」「金沢かなざわ能登のとと一緒に福井の伝統工芸品とその産地を見て回るコースを作りたい」などといった声があり、大変ご好評いただきました。また、「自社の旅行ウェブメディアに福井県を掲載する」という確約も一社から得ることができ、本県を大いにPRすることができました。

禅の総本山永平寺と、その厳しい修行を支える食文化や豊かな自然風景など、みなさんのイメージするZENの全てを体験できるのが福井県です。

隣接する京都からは電車で約1時間、1年後の2024年春には、東京から新幹線が福井まで延伸し、乗り換えなしで来ることができるようになります。   

今後もフランスおよびヨーロッパを重要市場と位置づけ、プロモーションや旅行商品の造成等により誘客を進めてまいります。

日本にお越しの際は是非福井県に訪れていただき、ZENを体感する旅をお楽しみください。

福井の伝統工芸品

 

福井県の名物「越前ガニ」
イベントのチラシ

 

【記事関連URL】

The spirit of zen lives on in Fukui(英語)

https://enjoy.pref.fukui.lg.jp/en/discover/stories/spirit-of-zen-lives-on-in-fukui/

【関連デジタルパンフレット】

「ZEN,Alive.Fukui」(フランス語):
2022_ZEN_Alive_Fukui.pdf

 

フランス語版はこちら
Pour consulter la version en français, cliquez ici.