パリ事務所(クレア・パリ=CLAIR PARIS)は、日本の地方団体のフランスにおける共同窓口として、1990年10月に設置されました。

A+ A A-

モナコで岡山県産の日本酒PR 〜酒飲みの好む酒、雄町米から作られたお酒の魅力〜

※この記事はクレアパリの所管国の地方行政関係者向けて配信しているニューズレター「é-CLAIR」116号の記事の日本語版です。

フランス語版はこちら
Pour consulter la version en français, cliquez ici.

 2021年12月3日から5日にかけて、モナコ公国を代表する国際会議場・展示会場であるグリマルディフォーラムにて、第2回「MADE in JAPAN in MONACO」が開催されました。モナコ・南フランスの一般消費者に日本文化と日本商品の素晴らしさを伝えることを目的として開催されたこのイベントには、日本の地方自治体や民間事業者が多数出展し、観光PRや日本食・伝統工芸品の展示販売を行いました。

 

日本の伝統的な「飾り鯉」が飾られた会場の様子

 

 クレアパリは岡山県からの依頼を受けて、県の観光地と日本酒のPRを実施しました。クリスマスを前にしてプレゼントを買い求める来場者で連日賑わいました。近年、フランスにおける日本酒の知名度は高まってきています。フランスで行われる欧州最大の日本酒イベント「Salon du Saké」や、フランス人のための日本酒コンクール「KuraMaster」の開催などの取り組みが功を奏し、日本酒がレストランから個人消費者まで徐々に広まっています。しかしながら、日本からフランスへのアルコール類の輸出金額のうち、日本酒の占める割合は1割にも満たない金額ですので、まだまだこれから伸びていくことが期待されています。

岡山県の日本酒を来場者に説明するクレアパリ職員

 日本酒を飲んだことのある方も多くいらっしゃると思いますが、「岡山県の日本酒」というとまだ飲んだことのない方が多いのではないでしょうか。岡山県の日本酒の魅力を少しお伝えしたいと思います。

 岡山県は、「雄町(おまち)」という1859年に発見された酒米(日本酒の醸造に適した米)の生産地として有名で、今回販売を行なった日本酒も、6銘柄中4つは雄町が使われていました。酒米の中で最も歴史のあるこの品種は、栽培がとても難しいことから、一時は生産量が激減し、「幻の酒米」とも呼ばれました。しかし、岡山県内の酒蔵からの根強い要望により近年では生産量が回復しています。日本酒は米からできたお酒ですので、米の品種が酒の味を大きく左右します。雄町特有の深みのある美味しさは、野菜や魚介類などとの相性が良く、お酒が好きな方には1度は飲んでいただきたいオススメの日本酒です。

雄町米の写真:岡山県公式Youtubeチャンネルの岡山県産日本酒のプロモーション動画(フランス語)(https://www.youtube.com/watch?v=OuuaW7zULpY)より

 岡山県のお酒はフランス国内でもオンラインで購入することが出来ます。販売サイトはこちら(https://wewantsake.com/)。同じ品種の酒米でも、使われる水や、作り手の意図によって味は変わりますので、ぜひ色々な日本酒を飲み比べてみてください。

岡山県のお酒で乾杯!

 クレアパリでは、今回の経験を活かしながら、日本酒をはじめ地方自治体の魅力発信に引き続き努めて参ります。