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パリ事務所(クレア・パリ=CLAIR PARIS)は、日本の地方団体のフランスにおける共同窓口として、1990年10月に設置されました。

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新潟市・ナント市姉妹都市提携10周年-文化から経済まで発展する交流-

新潟市とナント市の姉妹都市提携10周年記念事業「WE LOVE NIIGATA NantesそしてNiigata – Japon : 10 ans!」が、5月3日から6月2日までナント市で開催されました。5月15日には、市民団とともに中原八一新潟市長らがナント市を訪問し、ジョアナ・ロラン ナント市長と会談するとともに、同記念事業に出席しました。

 

 

ナント市は、パリからTGVで2時間ほど西に位置し、フランスで最も住みたい街そして創造都市としても有名です。またナント市は、ブルターニュ大公城や機械仕掛けの遊園地「レ・マシーン・ド・リル」などの観光資源も多く、市内にはトラムが整備されており、市民だけでなく多くの観光客にも利用されています。

記念事業の開会式の会場となったエルドルの館は、市の中央を流れるエルドル川に浮かぶヴェルサイユ島に位置し、周囲は和風庭園が造園され、市民の憩いの場となっています。中原市長とナント市のソブザック副市長による記念植樹も同庭園内で行われました。記念事業では新潟市を紹介する写真展や三味線演奏者 史佳氏による演奏、またナント市で活動している市民よさこいグループ「おどりつる」による演舞が披露され、訪れる方々を魅了していました。

    写真① 記念植樹

 記念植樹後に握手を交わす中原市長(右)およびソブザック副市長


また記念事業の期間、ナント市で5年に1度開かれるフランス最大の花の国際博覧会「ナントフロラリー」が開催されており、新潟市も同博覧会に『潟とともに生きる精神:蓮』をテーマとして出展し、好評を博していました。

             インタビュー          写真④ 新潟市出展

       写真展会場で現地TV局のインタビューに答える                            新潟市出展作品『潟とともに生きる精神:蓮』

      中原市長と通訳するイブライム・ダイエ国際交流員

ナント市でのジャポニスム2018公式企画「『伝統と先端と』~日本の地方の底力~」でも、新潟産米のおにぎりのワークショップを実施するなど(詳細はこちら)、新潟市はナント市との積極的な交流を行っています。さらに今回、中原市長は、文化交流を引き続きより活発にするとともに、ロラン市長から提案された経済交流など、さまざまな分野での交流も進めていきたいとし、これからの交流の発展が大変期待されます。

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