パリオリンピックに合わせ、日本の魅力を発信
パリオリンピック開催期間に合わせた2024年7月25日から8月11日まで、公益財団法人 日本オリンピック委員会 (JOC)主催の『TEAM JAPAN HOUSE』が、パリ日本文化会館において開設され、オールジャパンの「日本スポーツ文化」「日本文化」の発信拠点として、メダリスト記者会見及びSNS等広報取材対応、東京2020オリンピックレガシー及び日本のスポーツ文化や日本文化の発信、TEAM JAPANブランド力の強化などが行われました。さらに、都倉(とくら)文化庁長官と室伏(むろふし)スポーツ庁長官によるトークイベントや日本選手に声援を送るためのライブビューイングが合わせて開催されました。
クレアパリ事務所は、JNTOパリ事務所が出展した日本の魅力や文化発信ブースのサポートを行いました。ブースでは、東京・京都・大阪・広島のゴールデンルート、2024年の大阪・関西万博に関連した関西地域のパンフレットの配布のほか、オリンピックに関連し、日本各地の市民マラソンの紹介パネルやウィンタースポーツ、サイクリングなどのアドベンチャーツーリズムの紹介パネルが設置され、フランスだけでなく、世界各国からの来場者に日本各地の地域が持つ魅力をPRしました。
娘が日本語を勉強しているのでいつか日本に行きたいというドミニカ人男性、パートナーと娘は日本に行ったことがあるが、自分は行ったことがないので是非行ってみたいというドイツ人女性など、日本に行くことを強く望む方々が大勢見られました。一方で日本に10回以上行ったというオーストラリア人男性、毎年のように山登りやマラソン大会のために来日している中国人男性など、日本の新たな魅力を探しに来られた方もいました。
さらに書道、琴、折り紙の体験も行われました。書道は定員制にもかかわらず、毎回定員を超える人気で、参加者はそれぞれ好きな文字を書いていました。琴の体験では、初めて琴に触れる人が大半であり、緊張しながら触っている姿が印象的でした。折り紙コーナーでは、何度も何度も鶴を折り、どんどん上達した人もいました。
同じ会場では、東京オリンピック・パラリンピックのレガシー紹介ゾーン、バスケットボールや卓球の体験コーナー、2025年に東京都で開催される世界陸上やデフリンピックのPRブースや2026年に愛知県で開催されるアジア・アジアパラ競技大会のPRブースも設置されました。
今回の出展を通して、フランスだけでなく、世界各国の方々の日本への関心の高さを改めて実感することが出来ました。今後も関係機関との連携を図りながら、日本の自治体や地域の魅力を発信してまいります。
・世界陸上
https://worldathletics.org/jp/competitions/world-athletics-championships/tokyo25
・デフリンピック
https://www.deaflympics2025.com
・愛知・名古屋 アジア・アジアパラ競技大会
https://www.aichi-nagoya2026.org/
パリ日本文化会館に開設されたTEAM JAPAN HOUSE | 日本の魅力を紹介する所員 |
来場者の質問に答える所員 | 折り紙体験の様子 |
書道を楽しむ来場者 |