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パリ事務所(クレア・パリ=CLAIR PARIS)は、日本の地方団体のフランスにおける共同窓口として、1990年10月に設置されました。

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オー=ド=フランス地方最大級の見本市にブース出展しました!

2024年5月31日(金)から6月9日(日)にかけて、フランスの北部に位置するアミアンで見本市「Foire Exposition de Picardie」が開催されました。2万㎡の展示スペースに、250もの出展があり、衣・食・住、美容健康など6部門に分かれています。この見本市は、年ごとに様々なテーマが設定されますが、アミアンがパリ五輪日本代表選手の事前合宿地となることを記念して、今回は日本をテーマにした展示エリアの設置や和太鼓の演奏などの催しが行われました。また、6月8日、9日の2日間は同会場内で、「Japan Manga Wave」という漫画・アニメ・コスプレをはじめとする日本のポップカルチャーを発信するイベントが開催されました。

日本がテーマということもあり、クレアパリ事務所は本イベントに初めてブースを出展しました。

 クレアブースの様子  パリ太鼓アンサンブル
 クレアブースの様子  パリ太鼓アンサンブル

日本の伝統的工芸品などの展示、自治体のパンフレット配布や日本酒の試飲を行い、日本のさまざまな地域の観光や文化に関するプロモーションを実施しました。来場者からは、『この展示品や日本酒はどこで買えるのか』、『来年日本へ旅行するが、次回が3回目なので東京と京都のほかにオススメの地域を知りたい』、等の質問がありました。また、浴衣や下駄を身に着けて来場されている方もいて、日本の地域への関心の高さがうかがえました。

 展示品の様子① 2  展示品の様子②
 展示品の様子  展示品の様子

日本酒の説明をすると、紹介した銘柄のお酒がどこの地域で作られたお酒なのかという質問がよくありました。ワインは、銘柄の中に原産地名が入っていることが多いからかもしれません。お気に入りの日本酒が見つかれば、その酒蔵がある日本の地方の町を旅行先の一つに選んでいただける可能性があると感じました。

日本酒にはさまざまな種類があり、ワインと同じように料理やシチュエーションによって選び方や飲み方は変わります。野菜を中心としたシンプルで軽い前菜、グラタン等の味の濃い料理、デザートにも合わせられます。この美食の国フランスにおいても広く愛される飲み物となることが期待されています。

 日本酒試飲の様子  試飲していただいた日本酒の紹介 2
 日本酒の試飲の様子  試飲していただいた日本酒の紹介

今回で83回目を数える伝統ある見本市に出展することで、アミアンを含めた北フランスの皆さんに日本の魅力をPRする貴重な機会となりました。クレアパリ事務所では、今後も関係機関との連携を図りながら、日本の自治体や地域の魅力を発信してまいります。