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パリ事務所(クレア・パリ=CLAIR PARIS)は、日本の地方団体のフランスにおける共同窓口として、1990年10月に設置されました。

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モン・サン=ミッシェル市と廿日市市の交流 ~観光友好都市提携15周年に向けて~

2023年5月のG7広島サミットにおいて一部セッションが宮島で開催された際には、厳島神社大鳥居を背景にした首脳たちの写真が世界中で配信されるなど、国際観光地として、世界に向けたよいPRの機会となりました。

宮島とモン・サン=ミッシェルは、千年以上に渡り信仰の地として崇められてきた歴史と、共に海に浮かぶ世界遺産として、また、それぞれの国を代表する観光地であるなど、多くの共通点を有していることから、2009年に観光友好都市提携を結び、観光情報の相互発信や文化交流に努めてきました。

今年、提携から15周年を迎えるにあたり、相互の交流をさらに広げ、年間を通して様々な記念事業を行います。

6月28日には、宮島の厳島神社において記念式典を行い、その中で経済交流を含めた新たな調印と、和太鼓、フランス音楽で構成する15周年記念コンサートを行います。併せて、モン・サン=ミッシェル市でも音楽を中心とした文化イベントを開催し、共に15周年を祝います。

また秋には、モン・サン=ミッシェル市のインフォメーションセンターにおいて、宮島はもちろんのこと、廿日市市全体の魅力を発信する展示会を計画しています。

このほか、2025年の「大阪・関西万博」に向けた食のプロモーションとして、日仏のエスコフィエが連携した、日仏シェフによるガストロノミー交流イベントも実施したいと考えています。

2026年は、厳島神社がユネスコの世界文化遺産に登録されて30周年を迎えます。また、2029年にはモン・サン=ミッシェルが世界遺産登録50周年を迎えると同時に、両市の観光友好都市提携20周年の年にあたります。

これに加え、モン・サン=ミッシェル市からは、小学生を対象としたクラス間交流の提案もいただいており、両国の子どもたちによる教育面での交流が実現できれば、更に一歩進んだ友好関係が築けることとなります。

2023年にモン・サン=ミッシェル市を訪問した際には、「これほど密な関係を築けている友好都市は他にはない」という嬉しいお言葉もいただいており、今後も両市は、観光だけでなく、経済、文化、食など、更なる連携・交流の拡大を図っていきます。

広島県廿日市市長 松本太郎

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 新たな市長同士で改めて調印

※2019年に調印した市長から互いに交代していることもあり、今後も引き続き観光友好都市として協力していくことを再認識するために調印式をおこないました。

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 ジャック・ボーノ市長、松本市長をはじめ、モンサン・ミッシェル訪問団の皆さん
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 2024年の15周年を記念してポストカードを製作しました