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パリ事務所(クレア・パリ=CLAIR PARIS)は、日本の地方団体のフランスにおける共同窓口として、1990年10月に設置されました。

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VIVA TECHNOLOGY 2024にて、東京のスタートアップエコシステムを世界にPR!

フランス・パリにて、5月22日(水)~25日(土)の日程で欧州最大規模のテックイベントであるVIVA TECHNOLOGY 2024が開催されました。8回目となる今回は、日本がCountry of the Yearに選ばれたこともあり、日本から多くのスタートアップ企業やオープンイノベーションに取り組む大企業が参加し、Japan Pavilionとして出展しました。

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VIVA TECHNOLOGY 2024

Japan Pavillionの様子


Japan Pavilionの一角を占める東京都のブースでは、主に2つのコンテンツをPRしました。1つ目は、2023年から都内で毎年開催しているテックイベント、SusHi Tech Tokyoです。VIVA TECHNOLOGY 2024の1週間前、5月15日(水)~16日(木)に都内で開催され40を超える国・都市から4万人を超える方が参加したSusHi Tech Tokyo 2024の盛り上がりを伝えるとともに、来年5月に開催予定の次回イベントの魅力について来場者に訴求しました。東京都はVIVA TECHNOLOGY事務局と協力関係を築いており、東京のSusHi TechとパリのVIVATECHを一緒に盛り上げていくため、今後も緊密に連携していく予定です。

そして2つ目は、こちらも今年5月にグランドオープンしたTokyo Innovation Base(TIB)です。TIBは国内外からスタートアップやその支援者が集い、交流する一大拠点であり、会社を立ち上げる際に必要な手続きにワンストップで対応する窓口やスタートアップ企業に対して実証実験やテストマーケティングの機会を提供する機能などを備えています。VIVA TECHNOLOGY 2024に来場したスタートアップ企業に対して、日本への進出を検討する際には、ぜひTIBにコンタクトしてほしいといった具合に積極的に周知を行いました。

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SusHi Tech Tokyo 2024の様子

Tokyo Innovation Base

また、VIVA TECHNOLOGY 2024の会場全体を視察すると、スタートアップとの協業に力を入れるフランスの大企業や広域の経済開発に関する権限を持つフランスの各州が出展するパビリオンの存在感に驚かされます。

 

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オーベルニュ・ローヌ・アルプ州の出展ブースの様子

ノルマンディー州の出展ブースの様子

日本においても、新たな製品やサービスの開発に向けてスタートアップ企業と組む大企業や多様な支援策でスタートアップ企業の立ち上げ・成長をサポートする地方自治体の取組を加速させていく必要があり、フランスから学ぶべきポイントは多いと感じます。今後も、東京都ではフランスのスタートアップエコシステムを担う各プレイヤーとの関係性を強化し、日本及び東京のプレゼンスを高めていくための取組をさらに発展させていきます。