日本酒・焼酎のファンをパリで増やす!〜「日本の酒」が「世界のお酒」になるために〜
2022年7月2日から4日の3日間、パリ郊外パンタン市のラ・シテ・フェルティル を会場として、日本酒と焼酎のフェスティバル「MATSURI」が開催されました。
日本酒・焼酎の試飲と販売を行う SAKE STATION
このイベントは今年初めて開催され、トレンドの中心地であるパリで日本酒と焼酎のファンを増やし、パリからそのブームを作り世界に向けて発信していきたいというコンセプトで開催されました。会場は日本酒・焼酎の試飲や販売が行われるSAKE STATION、日本酒コンクールのKura MASTERに入賞したお酒を楽しむことができるKura MASTERスペースに加え、着物、和雑貨、和食器などを販売するOMISEスペースも設けられており、単に日本酒・焼酎を紹介するだけではなく、日本のお祭りを体験でき老若男女問わず楽しめるイベントとなっていました。
屋外のOMISEスペース
初日と2日目は一般参加者、最終日は飲食関係者を対象とし、入場は無料で、1つ12€のMATSURI専用グラスを買うと会場内の日本酒・焼酎の販売エリアで試飲ができ、自分が気に入ったお酒を購入することができました。会場には日本全国からの日本酒・焼酎が出店し、来場者はお酒の製造方法や生産地について販売者からの説明に熱心に耳を傾けながら、それぞれのお酒の味の違いを楽しんでいました。
12€でグラスを購入すると試飲が楽しめる
日本酒・焼酎の試飲を楽しむ参加者
クレアパリ事務所ではこのイベントにブースを出展し、日本の各地域のPRを行いました。ブースには多くの方々が訪れ、「最新の観光情報を教えてほしい」というリクエストを多くいただきました。日本に行ったことがない方には東京・京都・大阪といったゴールデンルートを紹介し、2度、3度日本に訪問している方にはお寺で禅の体験ができる福井県や自然豊かで海産物が美味しい北海道などの各都市も紹介しました。
一方で、フランスから日本への渡航状況についてのご質問もいただき、コロナ以前のように日本へ渡航しやすくなることを期待する声も多く、日本への旅行を待ち遠しく思っている方が多いことを実感しました。
クレアパリ事務所では今後も日本関連のイベントに出展し、日本の各地方のPRを進めて参ります。
日本各地域のプロモーションをするクレア職員