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パリ事務所(クレア・パリ=CLAIR PARIS)は、日本の地方団体のフランスにおける共同窓口として、1990年10月に設置されました。

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愛知県知事が来仏!〜対面での地域間交流再開の動き〜

2022年5月17日から5月20日までの間、パリ・ノール・ヴィルパント見本市を会場として、ヨーロッパ最大規模の産業展である「グローバルインダストリー」が開催されました。

グローバルインダストリーには、約10万m2の展示場に約40か国から2,300社もの企業が出展しており、世界の先端技術が幅広く紹介されていました。

5月17日には大村秀章(Ohmura Hideaki)愛知県知事が同産業展を視察するとともに、愛知県の産業特性や2022年にオープンするジブリパークなどの主要プロジェクトについて、プレゼンテーションを行いました。

在フランス日本国大使館などの日本関係者と、フランス側の関係者と合わせて約50名が、ユーモアを交えて話される愛知県知事のプレゼンテーションに熱心に耳を傾けていました。

また、GLイベンツのシゼロンCEO(最高経営責任者)から愛知県の国際展示場「Aichi Sky Expo」において、2024年3月に開催予定であるグローバルインダストリーの日本版「Smart Manufacturing Summit by Global Industrie」の概要が発表されるとともに、大村愛知県知事からは「開催を歓迎する」旨が述べられました。

図1

 

また、5月19日には、リヨン市において、愛知県とオーベルニュ・ローヌ・アルプ(AuRA)地域圏との「友好交流及び相互協力に関する覚書(MOU)」が締結されました。

愛知県とAuRA地域圏には、「国内で最も産業が発達した地域」という共通点があります。

そのため、覚書(MOU)には、友好関係の構築だけでなく、経済交流等の幅広い分野において連携・協力に努めること、民間交流の促進に努めることが盛り込まれました。

締結式には、愛知県関係者、AuRA地域圏政府及び在フランス日本大使館のほか、フランス経済界やAuRA地域圏に進出する愛知県企業等の関係者が出席しました。

締結式後の昼食会では、各テーブルに日仏両方の出席者が座り、互いに相手国との関係性や今後協力を期待する内容について、活発な情報交換を行いました。

図5図6

グローバルインダストリーとMOUの締結式は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を乗り越え、対面による日仏間の地域交流が再び活発になることを強く感じさせる機会となりました。

クレアパリでは、今後も日仏地域間の交流の更なる促進に努めてまいります。

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