パリで世界遺産・長崎の潜伏キリシタン関連遺産をPR!
2020年1月20日にパリ市内で長崎県の世界遺産や食文化、県産品、観光資源などをPRするためのレセプションが開催されました。レセプションには中村法道長崎県知事、瀬川長崎県議会議長、佐藤長崎市議会議長、髙宮長崎市副市長が参加。現地旅行会社や現地メディアのほか、各国ユネスコ大使、ユネスコ関係者、パリ外国宣教会、長崎市と姉妹都市のヴォスロール村関係者、在フランス日本国大使、ユネスコ日本政府代表部大使など約150名が来場し、会場を埋め尽くしました。
長崎県のPRプレゼンテーションでは多島美を満喫することが出来る美しい自然などの観光資源や2018年に世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」、フランスを始めとした外国との深いつながりを持つ歴史のほか、2019年11月にローマ教皇が長崎市の平和公園などを訪問したことなどが紹介されました。また、長崎県世界遺産保存活用県民会議が募ったパリ・ノートルダム大聖堂修復支援のための寄附金が中村知事からノートルダム財団に贈呈されました。
鏡開きが行われた後、長崎ちゃんぽんや五島手延べうどん、長崎カステラ、長崎県産日本酒、長崎県産茶などが振舞われ、17世紀や19世紀に長崎に来訪したフランス人宣教師などに関するパネル展示や波佐見焼、三川内焼などの伝統工芸品を鑑賞しながら、参加者たちは長崎の美食を堪能していました。クレアパリも長崎県の活動支援としてPRレセプションの会場で長崎県産茶のPRを行いました。
中村知事はこの後1月22日にバチカンで、ローマ教皇の一般謁見に参列し、ローマ教皇の長崎県訪問に対して謝意を伝えました。
長崎県産日本酒の鏡開き
多くの参加者で賑わう会場
長崎県産茶のPRをするクレアパリ事務所職員
長崎ちゃんぽんも振舞われた