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パリ事務所(クレア・パリ=CLAIR PARIS)は、日本の地方団体のフランスにおける共同窓口として、1990年10月に設置されました。

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2万7千人が来場!コルマール国際旅行博(SITV)」で日本の自治体をPR!

 11月9日(土)から11日(月)までの3日間、フランス北東部のアルザス地方コルマール市で国際旅行博(SITV)が開催されました。

 35回目を数える今年は、名誉招待地として「日本・東京」がフォーカスされており、日本政府観光局(JNTO)が設置したジャパンパビリオンには、横浜市や神戸市、倉敷市など日本各地の10自治体が出展、加えて航空会社や鉄道会社も軒を連ね、訪日旅行のPRを実施しました。クレアパリも同パビリオン内に出展し、日本各地の魅力を伝えるべくパンフレットの配布や説明を行いました。

  初日には、ジャパンパビリオン内イベントスペースにおいて、プレゼンテーションを実施し、クレアの活動や奈良県および金沢市の紹介を行いました。多くの来場者が足を止め、プレゼンテーションに興味深く耳を傾けていただくとともに、クイズにも積極的に参加していただきました。

 また、開会式にはコルマール市長も出席され、高山市との経済・観光協力協定更新のための署名が行われたほか、会期中には、佐賀県神崎市と姉妹都市を締結しているボークール市(フランス東部のベルフォール県に位置)の副市長および特別顧問がクレアブースに立ち寄られるなど、自治体交流の絆の強さを感じる機会もありました。

 ジャパンパビリオンの他にも、東京都や岩手県がそれぞれブース出展をしたほか、東京の風景や文化をイメージした展示スペース、日本の工芸品や日本酒の販売ブース、折り紙のワークショップなど日本文化を体験できるイベントも設置され、日本に興味を持つ多数の来場者で大きな賑わいを見せました。旅行博全体では、3日間で、例年を5千人上回る2万7千人を超える来場者がありました。クレアパリブースを訪れた来場者の中にはすでに日本旅行の計画をしている人も多く、「2週間で東京を出発して、地方を見るにはどのように回ればいいか」「来年の秋に行くが、紅葉でおすすめできる場所はどこか」「タトゥーがあるが、入れる温泉はあるか」「サイクリングを楽しめる場所はどこか」といった具体的な質問がされるなど、フランスの地方においても、日本への関心の高さをうかがい知ることができました。各地のパンフレットで日本の様々な地域を紹介しましたが、表紙の写真が美しく印象的なものや、旅の計画を立てるのに役立つ広域の地図があるものなどが人気でした。クレアパリでは、今後も機を捉え、日本各地の魅力をフランスの方々に向け発信していきます。

 

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ジャパンパビリオン外観                     クレアブースの様子

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プレゼンテーションの様子                クレアブースに立ち寄られたボークール市副市長と特別顧問

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東京をテーマにした展示