仏文化省公認壁画修復家・髙橋久雄画伯のフレスコ壁画新作が完成
埼玉県川越市の姉妹都市であるオータン市(ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ州)の公立図書館に、名古屋芸術大学の客員教授も務め、フランス文化省公認壁画修復家、フレスコ画家として活躍している髙橋久雄画伯のフレスコ壁画が完成しました。
フレスコ壁画とは壁に漆喰を塗った後、その漆喰が生乾きのうちに、水若しくは石灰水で溶いた顔料で絵画を描く技法です。やり直しが効かないことから、高度な技術力や事前の入念な準備を必要とします。一度乾くと水に浸けてもにじまないため、保存に適した方法としても知られています。
8月7日には川越市の川合善明市長がオータン市を訪れ、その完成を祝うとともにデジタル分野の交流などによる両市のさらなる発展と友好を誓いました。同画伯は埼玉県出身でオータン市に在住する同市名誉市民であり、長年、両市の友好関係発展に尽力しています。
参考URL:ユルスリーヌ国際文化センター http://www.citu.jp/
川越市 http://www.city.kawagoe.saitama.jp/smph/kurashi/bunkakyoyo/kokusaikoryu/autun.html
フレスコ壁画と川合川越市長(左から2人目)、髙橋久雄氏(左から3番目)
オータン市役所名誉の間における川合川越市長挨拶