20周年を迎えるJapan Expoで日本の地方をPR
ヨーロッパ最大の日本文化の祭典であるJapan Expoが、7月4日から7日にかけて、パリ市内北部にあるノールヴィルパント展示会場にて開催されました。同Expoは、漫画やアニメ、Jミュージックやゲームに特化したイベントとして2000年に始まり、今年で20回目を数えます。今では、観光や伝統文化、食、武道まで幅広い分野をカバーする日本の総合見本市として、昨年の同Expoには約25万人が来場するなど、日本に関する情報の発信拠点としての座を確立しています。
クレアは、今回特別に設置されたラグビーエリアに出展し、秋に日本で開催されるラグビーワールドカップ(RWC)2019に向け、試合開催地を中心とした日本の地方のPRを行いました。ブースでは、RWC観戦のために日本に行く人から開催地や近辺の地域についての質問があったり、日本への強い興味はあるがまだ行ったことはない人から、おすすめの地域や旅行に良い季節について聞かれたりするなど、日本への強い関心が示されました。
また、表紙にきれいな桜の写真が使用されているパンフレットに見入る人や、かわいらしいイラストの入ったノベルティを気に入る人もおり、日本の感性に対するフランス人の反応も垣間見ることができました。会場では、木寺在仏日本国大使や漫画家の松本零士先生やくまモンが訪れ、クレアブースが大いに盛り上がりました。
クレアパリでは、この1か月間、RWC2019に向けて、パリだけでなく、オルレアン、トゥールーズといった地方都市においても、集中的に日本各地のプロモーションを実施してきました。地域もさることながら、年齢や趣味など、幅広い属性のフランス人にPRしてきましたが、多くが、日本に対して強い興味、関心を持っていました。RWC2019の観戦に行く人についても、観戦だけで終わるのではなく、あわせて日本のいろいろな地域をまわりたいという人ばかりで、RWC2019が日本各地への観光客の呼び込みに貢献していることを、改めて確認できました。
今年のRWC2019に加え、来年は2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会、2021年にはワールドマスターズゲームズ2021関西と、日本では大きなスポーツイベントが続きます。クレアパリでは、この機会を活かして、引き続き日本各地のPRをフランス国内で積極的に行っていきます。#RWC2019
幅広い来場者で賑わうクレアブース
クレアブースを視察された木寺在フランス日本国大使(右)
ラグビーワールドカップ2019日本大会開催都市等の魅力をPRするくまモン
クレアブースを訪問された松本零士先生(左)