パリ事務所(クレア・パリ=CLAIR PARIS)は、日本の地方団体のフランスにおける共同窓口として、1990年10月に設置されました。

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宇都宮市・オルレアン市姉妹都市提携30周年式典でさらなる交流深化を誓う

 宇都宮市とオルレアン市の姉妹都市提携30周年記念式典が、5月7日、オルレアン市で開かれ、佐藤栄一 宇都宮市長らが出席しました。オルレアン市は、パリからTGVで1時間ほど南に位置し、1337年に始まったイギリスとの百年戦争の際、フランスを救ったジャンヌ・ダルクが解放した町として有名です。式典は、16世紀に建てられ、市庁舎としても使われたことのある歴史あるグロロ邸で行われ、佐藤市長に同行した約30名の市民訪問団が、着物姿で花を添えました。

 

  佐藤市長は、あいさつで、式典当日が両市の姉妹都市提携の締結日であることに触れ、30年の長きにわたり、青少年、交通、環境など様々な分野で実りある交流を続けてこられたことに対し、オルレアン市との政策交流を活かして、宇都宮市ではトラム整備が進められていることを紹介しながら、オリヴィエ・カレ オルレアン市長に感謝の意を表しました。その後、両市長は、青少年の交流推進、文化・スポーツ分野での交流発展などを盛り込んだ確認書に署名し、さらなる交流の深化を誓いました。

 式典には、オルレアン市が1429年に解放された5月8日のジャンヌ・ダルク祭にあわせ、トレビーゾ(イタリア)、ミュンスター(ドイツ)、ダンディー(スコットランド)、ニューオーリンズ(米国)、揚州市(中国)等の、宇都宮市を含むオルレアン市の11の姉妹友好都市も参加しており、会場内には様々な都市の代表団が一堂に会し、オルレアン市との友好の絆を確認するとともに相互の交流を深めていました。

 また、式典に先立って開催された会議では、環境や防災など自治体が直面する共通の課題について、各都市の取組などが紹介され、積極的な意見交換を行いました。会議の最後には、カレ市長から、自治体外交の重要性が強調されるとともに、集まった姉妹友好都市による、持続可能な開発・都市計画、教育・育成、経済、文化・遺産、観光・食の5つのテーマでの政策フォーラムを設立し、毎年一つのテーマについて討議することや各都市はテーマ毎に担当者を定めて、情報共有を進めることなどが具体的に提案されました。これまでの二都市間交流の枠を超えた今後の姉妹都市関係の発展が期待されます。

 

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         今後の交流の進展を誓う両市長

 

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        一堂に会した各姉妹友好都市の代表団

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