パリ事務所(クレア・パリ=CLAIR PARIS)は、日本の地方団体のフランスにおける共同窓口として、1990年10月に設置されました。

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ジャポニスム2018を活用した“ふじのくに”静岡の魅力発信(静岡県)

 静岡県は、ジャポニスム2018の公式企画として招聘されたSPAC-静岡県舞台芸術センターのフランス公演を活用し、パリにおいて“ふじのくに”静岡の魅力発信事業を行いました。

 SPACの演目は代表作『マハーバーラタ~ナラ王の冒険~』(演出:宮城聰)。11月19日から25日まで、遠州織物や静岡茶を劇中に用いた6日間の公演は、900席の客席を連日満席にしました。終演後は壮麗な舞台を満喫した観客からスタンディング・オベーションで讃えられたほか、ニューヨーク・タイムズなど様々な紙面に紹介されました。芸術の都と称されるパリで、「演劇の都」静岡を代表するSPACの魅力が、フランスの方々の心に確かに届いていることを体感することができました。

 公演会場では、「富士山と東海道」をテーマにした展示や静岡茶の呈茶サービスを行ったほか、工場跡地を利用したユニークな店舗として有名なユニクロ・マレ店において、静岡の旅の魅力を紹介しました。

 実施に当たっては、在日フランス人の方々に意見を伺い、フランス人の嗜好や五感に訴えることを目指しました。現地で配布したマガジンには、静岡に住むフランス人が本県を紹介するコメントを掲載したほか、ワインの試飲に見立てた静岡茶の呈茶、静岡をイメージした香りを会場で披露するなどしたところ、アンケートでは、6割の方に「静岡の印象がよくなった」、9割の方に「静岡に行ってみたい」と回答していただきました。

 ホテル・リッツ・パリでは、「ふじのくに食の都づくり仕事人」がわさびや鰹節、日本酒、静岡茶を使用した和食の懐石料理を提供する試食会を開催したほか、県産品の商談会などを行い、販路の拡大を図りました。

 このほか、静岡県への海外誘客を促進するため、フランス国内の旅行代理店及びメディアを招待し、本県とのネットワークを構築するイベントを開催したところ、旅行、ファッション関連のメディア等を中心に多くの方に御来場いただきました。今後はこのネットワークを活用し、メディア露出や本県への旅行商品の企画を働き掛けていきます。

 今回の事業を通じ、世界におけるSPACのプレゼンスの高さをあらためて認識することができました。今後も、活躍を続けるSPACと連携し、世界に向けて情報発信を行うことで、本県の海外における認知度及びブランド・イメージの向上に繋げ、海外誘客や県産品の販路拡大を目指していきたいと考えています。

 

SPAC『マハーバーラタ~ナラ王の冒険~』« Mahabharata – Nalacharitam »

SPAC『マハーバーラタ~ナラ王の冒険~』« Mahabharata – Nalacharitam »

ラ・ヴィレット(La Grande Halle, La Villette)での静岡茶のサービス  

 ラ・ヴィレット(La Grande Halle, La Villette)での静岡茶のサービス

 ユニクロ・マレ店(boutique UNIQLO, Le Marais)での静岡の紹介

ユニクロ・マレ店(boutique UNIQLO, Le Marais)での静岡の紹介