自治体国際フォーラム(CUFフォーラム)が開催されました。
2017年10月9日、10日にフランス都市連合(Cités Unies France:以下、CUF)が主催する自治体国際フォーラム(CUFフォーラム)がパリ市のPavillon d’Armenonvilleで開催されました。
CUFとは、外国の諸自治体との橋渡しをしながら国際活動に携わっているフランスの地方自治体で構成された組織です。
このフォーラムは、CUFの年次総会にあわせて毎年行われるもので、今年は10の分科会及びアフリカ、中国、韓国など17の国、団体によるブース展示がありました。
分科会では、気候変動や若者の国際的な移動、持続可能な開発目標などがテーマとして取り上げられ、昨今のグローバル課題に対し地域レベルでどのように考え、対応するかが関心事となっているように感じました。
2015年9月に国連サミットで採択された持続可能な開発目標に関する分科会では、持続可能な開発目標を地域にどのように適用するか、適用する際の地方自治体の役割とは何かについて、7人のパネリストが発表、議論を行いました。議論を通して、地方自治体は持続可能な開発目標に向けてどのように行動し、評価を行うか、発展途上国に対する支援のあり方などが具体的な課題として挙げられていました。
また、地方自治体での取組みをPRするためのブース展示や会議参加各国の地方自治体関係者の代表によるプレゼンテーションの場が設けられました。クレアパリ事務所も来年度熊本市で開催される日仏交流会議についてプレゼンテーションを行いました。後日クレアパリブログにて掲載します。
パネルディスカッションの様子
フロアーの質問の様子