オルレアンの地に華麗な松江牡丹の花
街を護った救国の少女ジャンヌ・ダルクをこよなく愛するオルレアン。
その地に、気品ある日本の松江牡丹が花開きました(写真1)。17世紀に遡るという同市の歴史ある植物園に、松江市内の栽培事業者である由志園様のご協力を得て牡丹が植樹され、4月15日(土)にそのセレモニーが開かれました。
オルレアン市は、宇都宮市の姉妹都市であり、市内の大学で日本語教育が行われ、日仏交流協会 le Japon à Orléans もあって日本との文化交流が盛んです。セレモニーでは、同市のOlivier CARRÉ国民議会議員兼市長があいさつの中で植物園の意義と国際交流の重要性を力説し(写真2)、木寺在仏日本大使や松浦正敬松江市長の祝辞が披露されました。クレアパリもCARRÉ市長からご招待を受けて出席し、同市民を前に、宇都宮市との交流等について謝意を述べ、松江市等でのJET参加者の活躍をご紹介しながら、日本への訪問を呼びかけました(写真3)。
会場では、日仏交流協会等のご協力により、茶道、舞踊、生け花、剣道等の日本文化がオルレアン市民の皆様に紹介されました(写真4、5)。また、セレモニー後には、20数年前のJET参加者や、弊所が実施する事業(幹部招聘セミナー)で日本に行った参加者が、クレアパリと知って話しかけてきてくれました。クレアパリが当地に来ることを聞いて駆けつけてくれたといいます。パリを離れたオルレアンの地での予期せぬ対面に、力の湧いてくる嬉しい一日となりました。
写真1
写真2 写真3
写真4 写真5