ゴッホゆかりの町で桜を活用した日本の自治体の地域活性化策を紹介
2月20日、画家ゴッホゆかりの地として知られる南仏サン・レミ・ド・プロバンスで、地域の観光資源の開発・活用に関するフォーラムが地域のコミューン共同体の主催で開催され、クレアパリ事務所が発表者として招待されました。
これは、昨年10月に開催されたAdCF(全仏コミューン広域連合総会)に参加した際に同席した、上記コミューン共同体の職員から、フォーラムを開催するにあたりクレアパリとして桜を通じて地域再生に取り組んでいる日本の自治体の事例を発表してほしいという要請を受け、参加したものです。
フォーラムでは、ゴッホが描いた景色をキーワードに、地域の景観や環境の保全や、観光ルートの創設、観光用アプリの開発など、多くの取り組みが紹介されました。
クレアパリ事務所からは、西次長が桜の活用をテーマに、奈良県吉野町の地域活性化の取り組みや、島根県木次町が提唱した「全国さくらサミット」などについて紹介しました。参加したフランスの自治体関係者からは「観光シーズンの偏在など同様の問題を抱えており、わが町の取り組みの参考にしたい」などの声が寄せられ、関心の高さがうかがわれました。
クレアパリ西次長の発表