コルマール旅行博(SITV)で自治体が観光PR
11月7日(金)から9日(日)までの3日間、フランス北東部のアルザス地方コルマール市で開催された国際旅行博覧会(SITV)にて、日本の自治体が観光客誘致のためのプロモーション活動を行いました。
同市で毎年開催されているこの旅行博は今年、アルザスと日本の交流150周年を記念して日本が名誉招待国となりました。日本エリアでは、日本政府観光局(JNTO)が中心となり、日仏の旅行会社や日本各地の12の自治体がブースを出展して訪日旅行のPRを実施。岩手県知事や岐阜県知事も来場し、トップセールスを行うなど、各自治体が訪日観光客獲得のために工夫を凝らしました。クレアパリ事務所からも岐阜県や奈良県、熊本市からの派遣職員が会場で各自治体の魅力を伝えるべく活動しました。
会場ではブースのほか、茶道体験や和菓子作りのデモンストレーション、折り紙のワークショップなど日本文化を体験できるイベントも行われ、多くの来場者が足を止めて見入っていました。フランス国内のみならず、ドイツやベルギーなどからの来場者もあり、最終日の午後は身動きができないほどの大盛況でした。3日間で3万人を超える方がこの旅行博に足を運んだそうです(主催者発表)。来場者のなかには、すでに日本へ何度も行ったことがあるという方も多く、東京や京都といった有名なところ以外にどんな観光地があるのか、各自治体のブースで多くの方が熱心に質問されていました。
岐阜県ブースでPRを行うクレアパリ職員