パリ7区の区役所で葛飾北斎の展覧会が開催
2014年5月16日まで、パリ7区の区役所2階ホールにて、葛飾北斎の浮世絵展「墨田と北斎」が開かれています。
この展覧会は、7区と交流のある東京都墨田区の提案により開かれたもので、墨田区ゆかりの浮世絵師である北斎の作品(複製)数十点が、区の紹介パネルとともに展示されています。
クレアパリ事務所では、この展覧会のオープニングレセプションに参加しました。
4月10日の18時30分から開かれたレセプションでは、まず7区の教育・文化担当助役でありパリ市議会議員のティエリ・オダン氏が挨拶されました。オダン氏はエッフェル塔とスカイツリーというシンボルタワーの存在など、2つの区の共通点について触れられ、また今後のさらなる交流について期待すると述べられていました。
当日は開会前から多数の日本画愛好家などが集まり、会場は熱気に満ちていました。来場者は作品のひとつひとつをていねいに鑑賞し、クレア職員をはじめとする日本人をつかまえては作品のモチーフについて質問するなど、フランスにおける日本の伝統文化の人気の高さが感じられました。
クレアパリ事務所では、今後も両区の交流について支援を行っていきたいと思います。
7区のティエリ・オダン(M.Thierry HODENT)教育・文化担当助役
大盛況の展覧会初日の様子