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パリ会場において、ワークショップを開催します!「第14回『伝統と先端と』~日本の地方の底力~」

クレアパリでは、日本の地方に根付いた伝統工芸品や伝統産業技術にスポットを当て、日本の地方が持つ知られざる魅力を発信する企画展「『伝統と先端と』~日本の地方の底力~」を、2026年11月24日(火)から12月5日(土)までパリ会場にて開催します。

この企画展に関連して、パリ会場(パリ日本文化会館)において、日本の伝統技術を持つ職人によるワークショップおよび実演披露を開催します。本物の日本文化に触れることができる貴重な機会ですので、是非ご参加ください。

ワークショップはすべて有料予約制です。予約は、各ワークショップ実施日の1か月前から可能です。


●体験ワークショップ「東京都・江戸押絵アクセサリーケース製作体験」

2026年11月25日(水) 14時、16時

江戸押絵は江戸時代に浅草、日本橋を中心に発展し、絹織物、染物の伝統工芸や日本画の技法を取り入れた伝統工芸品です。押絵を羽子板に貼りつけたものが押絵羽子板として知れ渡り、浮世絵版画の高級版が「江戸押絵羽子板」となりました。江戸押絵羽子板には喜多川歌麿なども下図を描いたり、豊原国周は実際に下図のみならず面相にも携わりました。

今回は、この江戸押絵の技法を用いた木箱を作成します。使用する桐箱は江戸時代から続く伝統技法で作られており、歪みに強く、蓋を閉めて保管することで湿度や温度の変化からも中身をしっかり守ります。アクセサリーや名刺入れとしてもご活用いただけます。アロマオイルや香水を含ませた紙を入れて名刺を収めると、仄かな香りが名刺に移りますが、蓋を占めれば密閉度が高いため外には香が漏れません。

今回の体験では、箱の内張りは和柄の綿で、箱の上部の押絵は着物に使用する絹の布を用いて作成します。製作した作品はお持ち帰り頂けます。※外箱(化粧箱)付き

FR : Découverte de l’oshie d’Edo  (Tokyo) Décorez votre boîte en boi – Maison de la culture du Japon à Paris
JP : 江戸押絵アクセサリーケース製作体験 (東京都) – Maison de la culture du Japon à Paris


●体験ワークショップ「秋田県・川連漆器 お箸の拭き漆体験」

2026年11月26日(木) 15時、16時30分

 

800年以上の歴史ある「川連漆器」

普段づかいの漆器として、永く親しまれてきた川連漆器のはじまりは鎌倉時代、武具の装飾にさかのぼり、江戸時代には器が広くつくられるようになりました。1976年(昭和51年)には国の伝統的工芸品に指定され、現在では木地づくりから上塗りまでの一連をまかなうことができる、全国でも数少ない産地となっています。

「寿次郎」は明治初期に創業したのち、代々変わらず不易流行の漆の器をつくり続け、職人でもなく作家でもなく、ただの「つくり手」と自らを定め、製造から販売にいたるまで一貫して関わっています。

原材料のすべてに天然素材を用い、現在もすべての工程を手作業で行っておりますので、小さなお子さまも安心してお使いいただけます。

今回、体験者の方々には実際に漆をお箸に塗って、拭く作業をして頂きます。800年以上の歴史を持つ川連漆器の一工程を体感できるまたとないこの機会に、木製箸の口当たりの良さも実感してください。

FR : L’art du kawatsura shikki (Département d’Akita)Atelier de laque sur baguettes- Maison de la culture du Japon à Paris
JP : 川連漆器 お箸の拭き漆体験 (秋田県) – Maison de la culture du Japon à Paris


●講演会「岐阜県・岐阜県の自然が育む伝統工芸 ~和紙と陶磁器の職人が語るものづくり~」

2026年11月27日(金) 15時

 

日本のほぼ中央に位置する岐阜県は、豊かな森林と清らかな水に恵まれ、古くから多彩な伝統工芸が発展してきた地域です。本セミナーでは、この地で育まれてきた伝統工芸について、その歴史や技術、職人たちのものづくりへのこだわりをご紹介します。

前半では、長年にわたり日本産品をフランスで紹介してきたFabien Osmont氏が、岐阜県の自然・文化・観光資源とともに伝統工芸の魅力を解説します。後半では、「本美濃紙」及び「美濃焼」の職人が登壇し、自らのものづくりについて紹介します。

「本美濃紙」は、ユネスコ無形文化遺産に登録された最高級の手漉き和紙で、厳選された原料を用いて、認定を受けた職人のみが伝統技法による製作を行っています。当日は、その製作工程や現代デザインへと展開する取組についてご紹介します。

「美濃焼」は、岐阜県東濃地域で生産される陶磁器の総称で、国内生産量の約6割を占めています。当日は、この地域で陶磁器生産が発展してきた歴史や、成形や焼成の製作工程、現代の暮らしに合わせた商品開発についてご紹介します。

アンケートにご協力いただいた方には、岐阜県にゆかりのノベルティをお渡しいたします。

FR : Nature et savoir-faire ~Papier traditionnel et céramique~ (Département de Gifu) – Maison de la culture du Japon à Paris
JP : 岐阜県の自然が育む伝統工芸 ~和紙と陶磁器の職人が語るものづくり~(岐阜県) – Maison de la culture du Japon à Paris

 


●体験ワークショップ「長野県・組子細工体験」

2026年12月5日(土) 15時、16時

組子細工(くみこざいく)は、日本の伝統的な木工技術を用い、釘や金具を一切使わずに、木片同士を緻密に組み合わせて美しい幾何学模様を生み出す工芸です。

材料となる木片は、わずか0.1ミリの誤差も許されない精密な加工が施され、熟練した職人の技により一つひとつ丁寧に仕上げられます。その高度な技術は、まさに日本の木工芸の粋とも言えるものです。

組子の技術は飛鳥時代から受け継がれており、世界最古の木造建築でありユネスコ世界遺産にも登録されている法隆寺(607年建立)の手すり装飾にも使われています。古くは障子や欄間といった日本家屋の建築装飾として広く親しまれてきました。

近年ではその繊細さと美しさが再評価され、照明器具やインテリア雑貨、現代建築の意匠としても取り入れられるなど、新たな可能性が広がっています。

また、緻密に設計された組子のパーツを使えば、組み立てのコツを覚えることで、どなたでも簡単に小さな組子細工を作ることができます。大がかりな道具は必要なく、机一つあれば、組子細工の体験や実演が可能です。

小さなお子さまからご高齢の方まで、幅広い年代の方々に楽しんでいただける、日本の伝統工芸に触れる貴重な機会となることでしょう。

FR : Fabrication d’accessoires en Kumiko (Département de Nagano) – Maison de la culture du Japon à Paris
JP : 組子細工体験 (長野県) – Maison de la culture du Japon à Paris