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鎌倉とニース、60年の絆を未来へ ~鎌倉市松尾市長が NICE で NICE TO MEET YOU~

はじめまして。これまでの交流の歩みと今後について語り合う両市長。©Ville de Nice / Charles TAVERNIER

 

 

2026年6月25日(木)から28日(日)にかけて、鎌倉市はフランス・ニース市を訪問し、1966年に始まった姉妹都市提携の60周年を記念する行事に参加してきました。今回の訪問は、過去の友好を祝うだけでなく、今後の世代への絆を継承し、文化、教育、環境、芸術の分野で交流をさらに深めるための大切な機会となりました。

 

初日は、ニース市長就任後、初対面、初会談。これまでの60年のあゆみを相互に確認し、感謝するとともに、本年秋にニース市長を鎌倉へお招きし、記念行事へご参加いただくよう要請しました。両市の交流を、次世代へ確実に引き継いでいくという共通認識を持てたことは、大きな成果でした。

 

共同宣言署名式では、両市にゆかりのある楽曲の演奏が加わり、会場は華やかで温かな雰囲気に包まれました。たくさんの来場者の方に見守られながら、共同宣言への署名を行い、姉妹都市提携60周年の節目にふさわしい、心に残る式典となりました。

 

Les deux maires échangent une chaleureuse poignée de main lors de la cérémonie de signature. © Ville de Nice / Charles TAVERNIER
Une salle comble pour la projection du film.

文化交流の柱として今回行われたのが、映画『海街diary』上映会と「さくらまつり」です。上映会では、ニース副市長と鎌倉市長が上映前にステージに立ち、挨拶を行いました。会場は満席となり、作品を通じて鎌倉への関心が高く寄せられたことを実感しました。作品を鑑賞いただくことで、鎌倉という場所を美しい映像とともに感じていただきました。

続く「さくらまつり」では、市長・議長による開会スピーチに加え、鎌倉市長が直接、鎌倉市の魅力について紹介しました。つづいて、建長寺(けんちょうじ)の住職の方が流暢なフランス語で鎌倉の精神文化としての禅を紹介しました。禅の思想、坐禅の実践、言葉と心の関係などを通して、鎌倉が単なる観光地ではなく、日本人の精神文化の礎である文化都市であることを発信しました。

また、今回の「さくらまつり」は2会場に分かれ、炎天下のもと、盆栽や書道など日本文化を紹介するブース出展で賑わいました。クレアパリさんにもご協力いただき、鎌倉から持ち込んだパンレットやポストカードで鎌倉を紹介していただき、大盛況。熱波に負けない、熱気あふれる充実した二日間になりました。

 

そのほか、ニース市のご担当者には、海洋保護区のボートツアー、海洋研究所、マティス美術館、サンポールドヴァンス及びマーグ財団の美術館の視察を通じ、ニース市の環境保護や文化・芸術振興の取組の一端をご紹介いただきました。環境保全、海洋研究、芸術文化という異なる分野の取組に触れ、ニースが持つ都市の厚みを実感しました。鎌倉においても、自然や文化を大切にするまちづくりを進めていることから、互いの経験を学び合う意義を改めて感じる機会となりました。

 

60年の節目を迎えた今、鎌倉市はニース市との対話をさらに深め、市民、特に若い世代の交流を広げながら、文化と学びの輪を未来へつないでいきます。姉妹都市としての信頼を基盤に、次の時代にふさわしい協力関係をともに築いていきたいと考えています。

 

Devant un public nombreux, le maire présente la ville de Kamakura.
Présentation en français de la culture zen.
Les stands de Sakura Matsuri ont rencontré un très grand succès.