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松江市のトップセールス:フランス市場での戦略的観光PRの現地展開と今後の展望

2026年2月4日(水)から5日(木)にかけて、松江市はフランス・パリにおいてトップセールスを実施し、本市の茶の湯文化や観光資源の魅力を直接発信しました。本取組は、「国際文化観光都市」としての認知度向上を図るとともに、海外市場の中でも特に親和性の高いフランスを重点市場と位置づけた戦略に基づくものです。

 

松江市は、京都市、奈良市と並び、法律で定められている「国際文化観光都市」です。国宝松江城をはじめ、堀川が巡る城下町の景観、宍道湖・中海・日本海に代表される「水の都」としての美しい風景、日本最古の「美肌の湯」、数々の神事や豊かな自然など、歴史と文化が日常の中に息づいています。こうした「Authentic Japan(ホンモノの日本)」の魅力は、知的好奇心や探求心の高いフランス市場と高い親和性を有しています。

市長による観光セミナー
和菓子創作デモンストレーション

2月4日の在日フランス商工会議所理事の主催による松江観光セミナーおよび和菓子創作デモンストレーションには、30名が参加しました。

さらに2月5日に開催した松江観光PRイベントには、本市に関心を持つメディアや旅行会社など48名が参加しました。松江市長が英語で本市の歴史・文化・観光資源についてプレゼンテーションを行ったほか、和菓子職人による和菓子づくりワークショップ、気軽に楽しめる抹茶体験、伝統工芸の展示、本市の和菓子や干し柿、日本酒など特産品の提供を通じて、参加者に松江市の魅力を直接伝えました。

 

参加者からは、茶の湯文化や和菓子づくりに対する高い関心が寄せられ、本市の訴求力を改めて確認する機会となりました。これらの成果は、今後のインバウンド施策に活かしていきます。

 

本事業においては、フランス国際交流員が現地調整、通訳、動画作成および情報発信など多岐にわたり活躍しました。また、同交流員OBも5日に実施したイベント運営に協力し、JETプログラム終了後も本市の国際交流に貢献いただきました。

 

このほか、以下の関係団体との意見交換を行いました。

 

・Japan Experience(訪日旅行専門会社):茶の湯文化や手仕事体験の紹介

・iRASSHAi:観光と特産品を組み合わせたPRイベントの提案

・Natural Games:自然景観を活かしたインバウンド誘客の可能性を再確認

・Viva Technology:Ruby関連産業の集積や「MATSUE起業エコシステム」、脱炭素の取組を紹介

・Eventeam、パリ観光局:adidas arenaの視察および施設運営に関する意見交換

・在フランス日本国大使館:本市固有の文化・習慣の魅力発信に関する助言

 

今回のトップセールスは、観光資源に加え、産業面も含めた本市の魅力を総合的に発信する機会となり、フランス市場における存在感の向上に寄与しました。今後も「Authentic Japan」の地としての魅力を世界に発信し、多様な分野での連携を深めながら、持続可能な地域発展を推進してまいります。

セミナーの様子