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パリ事務所(クレア・パリ=CLAIR PARIS)は、日本の地方団体のフランスにおける共同窓口として、1990年10月に設置されました。

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東京都とフランスとの教育交流

東京都教育委員会

 2023年4月25日、東京都教育委員会は、2019年にアカデミー・ド・パリ(パリ大学区)との間に締結した教育に関する覚書について、相手方をイル=ドゥ=フランス地域大学区に拡大しました。本覚書のもと、言語教育、芸術・文化教育及び職業教育の推進等を主なテーマとして「学校間交流」、「児童・生徒や教職員の交流」、「情報交換」の分野における協力を一層促進し、世界で活躍できる人材の育成を推進していきます。 

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イル=ドゥ=フランス地域大学区覚書締結式

(Tokyo GLOBAL Student Naviから引用)

アカデミー・ド・パリとの覚書締結に基づく主な実績としては、「姉妹校協定締結」及び「都立学校生のオリンピック・パラリンピック次期開催都市パリへの派遣」が挙げられます。姉妹校として、都立飛鳥高校とポール・バレリー校、都立白鷗高校とラ・フォンテーヌ校、都立忍岡高校とポール・ポワレ校が協定を締結し、同年代の生徒間交流による異文化理解の促進を目指し、手紙・プレゼント交換、オンライン交流、生徒の相互訪問等の交流活動を実施しました。

2022年7月、高校生の文化の祭典である「とうきょう総文2022」において、パリのポール・ポワレ校の生徒が来日し、姉妹校の都立忍岡高校及び総文祭の生徒国際交流委員と共に総合開会式ステージを創り上げました。また、2023年2月には、都立高校やろう学校の生徒がパリを訪問し、現地校の生徒たちに東京のオリンピック・パラリンピック教育の取組について発表したり、パラリンピック種目の一つであるボッチャを一緒に体験したりするなどして親交を深めました。

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「とうきょう総文2022」総合開会式ステージのファッションショー

(東京都教育委員会ウェブサイトから引用)

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「とうきょう総文2022」ポール・ポワレ高校と都立忍岡高校の皆さん

(東京都教育委員会ウェブサイトから引用)

 

交流を通して、パリと東京の高校生が互いに理解を深めることができました。また、東京の生徒たちにとっては、パリの高校生の日本への関心の高さを実感するとともに、日本について見つめ直し、日本の良さを改めて認識する機会となりました。

今後、より一層、文化・芸術を通じた交流が深まり、文化・芸術の素晴らしさ、大切さを実感する機会の充実が図られるとともに、若者たちの感性によってフランスと東京の文化が融合し、ますます発展することを願っています。

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「都立学校生のオリンピック・パラリンピック次期開催都市パリへの派遣」

<パラスポーツ体験(ボッチャ)>

(令和5年度多文化共生海外派遣研修案内から引用)

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「都立学校生のオリンピック・パラリンピック次期開催都市パリへの派遣」

<日本文化紹介(書道)>

(令和5年度多文化共生海外派遣研修案内から引用)

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「都立学校生のオリンピック・パラリンピック次期開催都市パリへの派遣」

<東京五輪音頭の紹介>(令和5年度多文化共生海外派遣研修案内から引用)

 

■フランス語版はこちら
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