【お知らせ】在リヨン領事事務所主催「絹が結ぶ縁 SOYEUX DESTINS」展がリヨンで開催
「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録を記念し、「絹の都」として名高いリヨンにおいて、絹を通じた日仏交流の歴史を紹介する大型文化事業「絹が結ぶ縁 SOYEUX DESTINS」が開催されます。(主催:在リヨン領事事務所、共催:富岡市)
1855年にヨーロッパでは蚕の微粒子病が蔓延し、世界的に有名なリヨンの絹産業も壊滅的な被害を受けました。このとき日本が微粒子病に罹っていない蚕をフランスに贈り、日本とフランスの絹の交易が始まりました。
その後、日本が西洋を手本に近代化を目指すなかで富岡製糸場が建設されました。建設にあたり、フランスドローム県ブール・ド・ペアージュ出身のフランス人技師、ポール・ブリュナが監督として指揮をとりました。富岡製糸場は日本の近代化のシンボルとして、2014年6月にユネスコ世界文化遺産に登録されています。
この展示では、歴史と芸術の視点、絹関連産業と織物産業の経済的な視点の2つから日仏の長い交流の歴史を辿ります。
◆日時・会場
リヨン市第6区区役所:11 月6 日(金)〜11 月21 日(日) ※21日は午前中のみ、その他日曜日休館
リヨン織物装飾芸術博物館:11 月6 日(金)〜11 月29 日(日) ※月曜日休館
リヨン市第4区区役所:11 月24 日(火)〜11 月30 日(月) ※日曜日休館
◆リンク リヨン市HP(仏語)