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観光見本市Salon Mondial du Tourismeがパリで開催

3月16日(木)~19日(日)まで、観光見本市Salon Mondial du Tourismeがパリで開催されましたので、その様子を報告します。

 Salon Mondial du Tourismeは今年で42回目を迎えた一般消費者向けの観光見本市で、4日間で旅行業関係者、一般来場者などあわせて10万5千人が来場しました。

全体で390団体が出展し、日本からは自治体や旅行会社など13団体が出展しました。(公社)北海道観光振興機構、北陸信越運輸局・富山県・石川県・福井県、歴史・文化を活用したプロモーション実行委員会(奈良県が出展)、広島県・三重県、山陰インバウンド機構(島根県・鳥取県)、四国ツーリズム創造機構(香川県)、沖縄観光コンベンションビューローといった多数の自治体が日本政府観光局(JNTO)設置の共同ブースであるジャパンパビリオンに出展し、東京都は単独でブースを構えました。

ジャパンパビリオンでは、各出展団体のブースのほか、書道や相撲のデモンストレーション、折り紙のワークショップの実施、雛人形の設置など、来場者が足を止めて立ち寄りやすいよう工夫されていました。

来場者からは現地での交通手段やモデルコースについての質問が多く寄せられ、次の旅行先を具体的に検討している様子が伺えました。

主催者実施の来場者アンケート(回答数2,280人)によると、17%が会場で旅行商品を購入したとのことです。また、前年にバカンスに行った人は58%に上り、19%がフランス国内のみ、18%がフランス国外のみを旅行したと回答しており、国外も旅行先として関心が高いことがわかります。

バカンス大国であるフランスで、特に旅行に関心の高い層に直接PRできる機会になっていると感じました。

1ジャパンパビリオン

2ジャパンパビリオンのブースの様子

3書道のデモンストレーション

4単独出展の東京都ブース