福島県産農産物の魅力を世界に発信! ~パリでレセプションや一般向けのフェアを開催~
福島県では、風評払拭と県産品の販路拡大を目的に、パリにおいて現地政府関係者やメディア等を招待した「レセプション」やパリ市民を対象とした「フェア」を開催し、震災後に受けた福島県への支援に対する感謝を行うとともに、県産品等の魅力や復興に向けチャレンジする「ふくしまの今」を情報発信しました。
1 レセプション「ふくしまプライド。ナイトinパリ」の開催
去る3月23日、パリの「サロン オーシュ パリ」において、福島県主催(在仏日本国大使館後援)によるレセプション「ふくしまプライド。ナイトinパリ」を開催しました。同レセプションには仏政府関係者や仏食業界の関係者、世界的なデザイナーの高田賢三氏とコシノジュンコ氏をはじめ、フランス在住の日本人を含めた60名以上が出席しました。
主催者である内堀雅雄福島県知事からは、県内の復興状況や未だ残る課題、ロボットなどの新たな産業づくりなど、復興に向けた「ふくしまの今」をお伝えしました。
レセプションでは、大粒でしっかりとした食感が特徴の福島県産米「天のつぶ」を使ったお寿司や、和牛のしゃぶしゃぶなど県産食材をふんだんに使った料理や日本酒などをふるまい、参加者の皆さんに福島の食を堪能していただきました。
参加者からは「福島をずっと応援している」「福島に行ってみたい」など心強いメッセージをいただき、福島への理解は着実に進んでいるという手応えをしっかりと感じられるレセプションとなりました。
左からデザイナーのコシノジュンコ氏、内堀雅雄福島県知事、 デザイナーの高田賢三氏 |
「福島牛のしゃぶしゃぶ」をライブ調理で提供 |
2 フェア「ふくしまプライド。フェアinパリ」の開催
去る3月24日、パリの「レ・キャトル・タン」において、福島県主催による「ふくしまプライド。フェアinパリ」を開催しました。
同フェアではパリ市民を対象に、福島を代表する「桃」のジュースやドライフルーツ「あんぽ柿」の試食のほか、絵付け体験、福島県のイメージ刷新を目的として制作したアニメ「食べちゃったっていいのにな!」の声優を招いた上映会などを行いました。
午後からのセレモニーでは、主催者である内堀雅雄福島県知事より来場された多くの市民の皆さんへ、震災時の支援へのお礼や、福島の復興への取組の現状をお話ししました。
終日ファミリーを中心に、たくさんの人で賑わうイベントとなり、フランスにおける福島への関心度の高さや、福島県産農産物の品質の高さや魅力を発信できたフェアとなりました。
【まとめ】
今回の渡仏では、在仏日本国大使館をはじめ、クレア、福島県人会の皆様から多大なる応援をいただき、多くのフランスの皆さんに「ほんとうの福島」を知っていただく機会を作ることができました。
今後とも復興に向けて挑戦を続ける福島県の姿を積極的に発信していきたいと考えております。
福島県会津地方の郷土玩具である「赤べこ」 「起き上がり小坊師」の絵付け体験 |
「桃」のジュースやドライフルーツ「あんぽ柿」の試食提供 |