SNSを活用したフランスでの広報活動について
クレアパリでは、ソーシャルネットワークシステム(SNS)を活用した広報活動を実施しています。今回、その活動内容を報告します。
クレアパリでは、2016年11月22日から12月3日にかけて企画展「伝統と先端と」を開催しました。
(企画展の実施状況についてはこちらをご覧ください。)
企画展の開催に際して、SNSの一つであるFacebookを活用した広報を実施しました。実施内容は、Facebookでイベントページを作成し、情報を発信すると同時にFacebook広告を行いました。当企画展は、日本の地域にある伝統工芸品を展示し、フランスの方に日本の地方が持つポテンシャルを発信することを目的としています。そのため、広告を行うターゲットとして、一般的に日本に興味があるフランス人ということではなく、伝統工芸品などに興味がある人を対象とし、SNSのネットワーク力を活用し新たな層を発掘していくことにしました。
来場者アンケートの結果、来場者の約1割程度がFacebookを見て来場した人でした。
Facebookを見て来場した人は、デザイナー、料理人などで特定の展示品を目当てに来場した人が多い印象です。また、素通りというわけではなく1時間程度かけてじっくりと展示品を見ていたのが印象的でした。
今回の広報活動を通じて、SNS投稿で気をつけたいことを2点ほど報告します。
1点目は、「どれだけ多くの知らない人に投稿を気づいてもらえるか」という点です。今回の企画展のように多くの人に見てもらいたい、来てもらいたいという内容を投稿する際は検索効果が高められるハッシュタグが重要になってきます。ハッシュタグを併記することで、知らない人が検索してくれる可能性が高まります。ハッシュタグの文言は、多くの人が使っている文言のほうがより検索効果を高めることができます。今回は「#japancraft」というハッシュタグをすべての投稿に併記しました。
2点目は、「興味を抱かせる写真、動画を活用する」という点です。企画展のプロモーションビデオを作製し投稿したところ、多くの反響がありました。単純に写真を使って投稿していくというのではなく、ターゲットとしている人は何に興味があって、どういう写真・動画であればアクションを起こしてくれるかということを考えながら投稿をしていくことが重要であると感じました。
今回実施した内容については、以下URLからご確認ください。
https://www.facebook.com/events/293222941063104/
実施方法などについてご興味ありましたらお気軽にクレアパリまでお問合せください。