「創造都市国際交流事業 日本へのクリエイティブな旅」がユネスコ本部で開催
10月17日から21日まで、ユネスコ本部にて日本の創造都市ネットワーク加盟都市が文化イベント「創造都市国際交流事業 日本へのクリエイティブな旅」を開催しました。
ユネスコ創造都市ネットワークとは、ユネスコにより認定された創造都市同士が文化を通じた連携を行うことにより、地域の文化産業の振興、持続的な発展を推進する国際的なネットワークです。2004年に創設され、文学・映画・音楽・工芸・デザイン・メディアアート・食文化の7分野で54カ国、116都市が加盟しています。
今回のイベントには、日本の創造都市ネットワーク加盟7都市のうち札幌市(メディア・アーツ)、鶴岡市(食文化)、金沢市(クラフト&フォークアート)、浜松市(音楽)、神戸市(デザイン)の5都市が出展。加えて、加盟申請予定の山形市(映画)、特別出展の北海道、そして、特別招待都市としてフランスのアンギャン=レ=バン市(メディア・アーツ)が出展しました。
10月17日のオープニングでは、松浦晃一郎・実行委員会会長(前ユネスコ事務局長)の挨拶に続き、ユネスコのボコバ事務局長及びシマター総会議長、 佐藤地ユネスコ日本政府代表部大使からの祝辞がありました。
10月18日にはシンポジウムが開催され、参加自治体の代表が市の魅力を紹介しました。
一週間の会期中、各都市がパネル展示や映像で文化、産業を紹介したほか、金沢市の芸妓による日本舞踊の披露、鶴岡市の和菓子職人による和菓子作りのデモンストレーションも実施され、来場者に都市の魅力を伝えていました。
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(札幌市)札幌雪まつりの大雪像へのプロジェクションマッピングなどを映像を交えて紹介 |
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(浜松市)ピアノ、バイオリンなど楽器を配置し、音楽のまちをPR |
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(山形市)創造都市ネットワークの映画分野での加盟を目指す山形市は映像を用いてPR |
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